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烏龍茶の発酵度とは|同じ品種でも味が変わる理由

烏龍茶の発酵度とは|同じ品種でも味が変わる理由
本文重點
  • 烏龍茶の発酵度とは、摘んだ茶葉が持つ酵素の働きによる「酸化」をどこまで進めたかを示す目安で、微生物による発酵とは異なります。
  • 緑茶は発酵させず、紅茶は十分に発酵させ、烏龍茶はその中間の「半発酵茶」です。
  • 炭紀の台湾烏龍茶では、大禹岭高冷茶の15〜20%から紅烏龍茶の80〜90%まで、発酵度に大きな幅があります。
  • 発酵度と焙煎は別の工程で、同じ金萱でも発酵度20〜25%の金萱茶と80〜90%の紅烏龍茶では、香りも水色もまったく異なります。
  • 花のような香りが好きなら低発酵、果実や紅茶のようなコクが好きなら高発酵、こうばしさが好きなら焙煎時間の長いお茶を選びましょう。

烏龍茶の発酵度とは、摘み取った茶葉の酵素による酸化をどこまで進めたかを表す目安です。発酵度が低いほど花のような香りとみずみずしさが、高いほど果実や紅茶のようなコクが生まれます。

「烏龍茶は半発酵茶」と聞いたことはあっても、発酵度が何を意味するのか、味にどう関係するのかは意外と知られていません。この記事では、発酵度の基本と、焙煎との違いを、実際の台湾烏龍茶の数字をもとにわかりやすく解説します。

なぜ烏龍茶の味は銘柄によってこんなに違うのですか?

同じ「烏龍茶」という名前でも、緑茶のように爽やかなものから、紅茶のように赤みを帯びたものまであります。その違いを生む大きな要因が「発酵度」と「焙煎」です。この2つを区別して理解すると、パッケージを見ただけで味の見当がつくようになります。

烏龍茶の発酵度とは

「発酵」は酵素による酸化のこと

茶葉は摘み取られると、葉に含まれる酵素の働きで少しずつ酸化し、色や香りが変化していきます。お茶の世界ではこれを「発酵」と呼びますが、味噌やヨーグルトのような微生物による発酵とは異なります。

緑茶・烏龍茶・紅茶の位置づけ

  • 緑茶:摘んですぐに加熱し、発酵させない不発酵茶。
  • 烏龍茶:途中で発酵を止める半発酵茶。発酵度の幅が広いのが特徴です。
  • 紅茶:しっかりと発酵させた発酵茶。
発酵度の異なる炭紀の台湾烏龍茶の茶葉を並べた様子

発酵度で香りと味はどう変わる?

低発酵(15〜25%前後)

花のような香りとみずみずしさが残ります。炭紀では大禹岭高冷茶が15〜20%、炭火焙煎 四季春茶と炭火焙煎 金萱茶が20〜25%です。

高発酵(80〜90%)

炭火焙煎 紅烏龍茶は発酵度80〜90%。完熟フルーツのような甘い香りと、紅茶のように深くまろやかなコクを持ちながら、後味はすっきりしています。

発酵度と焙煎は別もの

発酵度は茶葉の酸化の度合い、焙煎は仕上げに火を入れて香りと味を整える工程です。炭紀の商品を比べると、この違いがよくわかります。

同じ品種・同じ発酵度で、焙煎時間が違う例

四季春茶と炭火焙煎 烏龍茶は、どちらも品種は四季春、発酵度は20〜25%です。しかし焙煎時間は約2〜3時間と約7時間。華やかな花香の四季春茶に対し、烏龍茶は豊かなコクと龍眼炭のこうばしい余韻が際立ちます。

同じ品種で、発酵度が違う例

金萱茶と紅烏龍茶は、どちらも品種は金萱で、焙煎時間も約3時間です。それでも発酵度20〜25%の金萱茶は乳香と金木犀の香り、80〜90%の紅烏龍茶は果実のような甘い香りと、まったく別のお茶になります。

同じ品種で発酵度の違う炭紀の金萱茶と紅烏龍茶の茶葉缶

炭紀の台湾烏龍茶 発酵度・焙煎時間一覧

お茶品種発酵度焙煎時間味わいの傾向
大禹岭高冷茶青心烏龍15〜20%約4時間清涼感とエレガントな花香
阿里山青心烏龍茶青心烏龍15〜25%約6時間高貴で華やかな香り
炭火焙煎 四季春茶四季春20〜25%2〜3時間蘭や百合のような花香
炭火焙煎 金萱茶金萱20〜25%約3時間乳香と金木犀の香り
炭火焙煎 烏龍茶四季春20〜25%約7時間豊かなコクとこうばしさ
炭火焙煎 紅烏龍茶金萱80〜90%約3時間完熟果実の香りと紅茶のようなコク

発酵度から選ぶ烏龍茶

  1. 花の香りを楽しみたい:低発酵・短めの焙煎の四季春茶。
  2. やさしい甘さが好き:低発酵の金萱茶。
  3. こうばしさとコクを求める:低発酵でも焙煎時間の長い烏龍茶。
  4. 紅茶派・果実の香りが好き:高発酵の紅烏龍茶。

淹れ方の目安

四季シリーズの茶葉缶は、発酵度にかかわらず100℃のお湯で、茶葉1gに対して15〜17ml、1煎目60秒が目安です。最大6〜7煎まで再抽出でき、煎ごとに香りの変化を楽しめます。

発酵度を知ると楽しめるシーン

  • 朝のリフレッシュに:低発酵の花香でさっぱりと。
  • 洋菓子と一緒に:高発酵の紅烏龍茶のコクがよく合います。
  • 食後の一杯に:焙煎の長い烏龍茶で口の中を落ち着かせて。
  • 飲み比べに:同じ品種の発酵違い・焙煎違いを並べると、違いが一目でわかります。
水色の違う炭紀の烏龍茶を茶杯に注いで飲み比べる様子

発酵度の違いを飲み比べてみる

発酵度と焙煎の違いは、実際に並べて飲むといちばんよくわかります。四季シリーズ 4種セットなら、四季春茶・紅烏龍茶・金萱茶・烏龍茶を一度に比べられます。ほかの茶葉は炭紀公式オンラインショップでご覧ください。

常見問題

摘み取った茶葉の酵素による酸化をどの程度進めたかを表す目安です。一般的に「発酵」と呼ばれていますが、微生物による発酵ではありません。
緑茶は発酵させない不発酵茶、紅茶はしっかり発酵させた発酵茶、烏龍茶はその途中で発酵を止めた半発酵茶です。
花のような香りとみずみずしさが残り、すっきりとした味わいになります。炭紀では四季春茶や金萱茶(20〜25%)、大禹岭高冷茶(15〜20%)がこのタイプです。
熟した果実のような甘い香りと、紅茶に近いまろやかなコクが出ます。炭紀の紅烏龍茶は発酵度80〜90%です。
発酵度は茶葉の酸化の度合い、焙煎は仕上げに火を入れる工程です。炭紀の四季春茶と烏龍茶はどちらも四季春・発酵度20〜25%ですが、焙煎時間が約2〜3時間と約7時間で、味わいが大きく変わります。
炭紀の四季シリーズは発酵度にかかわらず、100℃のお湯、茶葉1gに対して15〜17ml、1煎目60秒が目安です。好みに合わせて時間を調整してください。
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